【運用商品入門】~株式(国内)part2~

 

どうもいけちゃんです。

 

今回からいよいよ【運用商品中級】シリーズのスタートです!(ぱちぱち!)

 

…の予定だったんですが、株式に関してはもう少し深堀するべきかなと思い、入門編part2とさせて頂きます。

前回よりだいぶ踏み込んだ内容になるので一緒に頑張っていきましょう!

 

 

証券取引所について

 

入門編で少し触れましたが、株を始めるにあたって、まずは株が売買されている市場について知っておく必要があります。

 

各証券取引所の特徴

 

国内の証券取引所の特徴に関してまとめたものが以下の表になります。

 

 

各取引所において、カタカナやアルファベットで記載された市場はベンチャー企業のような新興企業向けの市場になっています。

企業の業績次第では新興市場から一部に昇格したり、或いはその逆の降格といった市場変更も行われています。

 

それぞれ市場に上場するには細かい基準がありますので、気になる方は各証券取引所のHPを見てみて下さい。

 

ただ、実際のところ国内の上場株式の9割が東証で取引可能であり、地方の取引所では主に新興市場での取引がメインになっているのが現状です。

 

 

取引時間

 

取引時間について、午前中の取引時間を「前場」、午後を「後場」と言います。

そして前場が終わることを「前引け」、後場の終わりを「大引け」と呼びます。

 

株をその日の内に売買したいと思ったら、その日の大引け前に注文を出す必要があるので注意が必要です!

ただ、前場が始まる前や、お昼休み中、大引け後(大引け後の注文は翌日付け)にも注文を発注することは可能です。

 

 

以上が証券取引所の概要になります。

 

 

株価指数

 

皆さんが、株と聞いてイメージしやすいのが「日経平均株価」ですよね。

 

よくニュースで「今日は日経平均株価が100円高で取引を終えています」みたいな報道を耳にすると思いますが、そもそも日経平均株価って何?って話です。

また、日経平均と並んで「TOPIX」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

 

株全体の動きを知る上で、この2つの指数は大変重要になってくるので、ぜひ押さえておいてください!

 

 

日経平均株価とは

 

日経平均株価とは

東証一部に上場している、日本を代表する225銘柄の平均株価

のことです。

 

その歴史は戦後1950年から算出が始まっています。

中身の225銘柄は日本経済新聞社が選定していて、年に一回見直しが行われています。

トヨタとか、味の素といったような誰しもが知っているような銘柄が入っており、単位は円です。

 

 

TOPIXとは

 

東証株価指数とも言われるTOPIXは日経平均株価と違い、東証一部に上場している銘柄全てを対象としています。

 

1968年1月4日から算出されており、当時の時価総額(株価×発行済み株式数)を100として、その後の時価総額を指数化したものです。

ちなみに直近のTOPIXは1260ですから、約50年で時価総額全体が約12倍になったということですね!先人たちに感謝です!

 

TOPIXは東証全体の動きを表す指数として幅広く用いられていますが、一方で時価総額が大きい銘柄(トヨタとかソフトバンク)の動きに影響されやすいという欠点もあります…

 

ちなみに、たまにテレビや新聞で大幅高・大幅安という表現を使っていますが、あれは上記のような株価指数が上下2%以上変動した場合に用いられています。

 

両指数ともに、日本の景気や経済のいわばバロメーター的存在ですので、内容まで理解すると株価やニュースの見方も変わってくるはずです!

 

 

 

個別銘柄の見方

 

代表的な株価指数について理解したところで、次にそれらを構成する一つ一つの銘柄の株価の見方に関してお話ししていきます。

 

 

株価とは…

 

各企業の株価を見たことのある方なら分かると思いますが、株価ってバラバラですよね…。

 

一株数百円の銘柄から、中には数万円の物まであったりします。

なぜあんなにも違いがあるのでしょうか?

 

それは株価は会社の将来性や期待度実際の業績によって決まってくるからなんです。

実際の式で表すと、株価=PER×EPSとなります。

 

うわ、めっちゃ難しそうなの出た…( 一一)

と思われたかもしれませんがちゃんと以下でご説明しますのでご安心を!

 

以下、株価の状況を視覚的に判断する方法を2つご紹介します。

 

 

株価指標(PER/EPS/ROE)とは

 

代表的な株価指標は以下の3つあります。

 

PER(株価収益率):一株当たりの利益に対して、株価が何倍にまで買われているかを表す。

会社の将来性や成長性に対する、期待度、更には人気度のことです。

 

EPS:一株当たりの純利益です。簡単に言えば会社の業績のことです。

 

ROE(自己資本利益率):会社が負債を除いた自己資本に対して、どれだけ利益を出したのかを表したものです。株主にとっては自分が投資した資金に対して、会社がどれだけ頑張ってくれたのかを見るための重要な指標になります。

 

 

とまあ、説明したものの…正直これらを一々覚える必要はないと思います。

 

強いて言えばPERについてはお客様とよく話していました。

PERが高すぎる=株価が期待以上に買われ過ぎている。ということですから。

日経平均225銘柄の平均が直近10~11倍なので、これを基準とすることが多いです。

(*PERは業種によっても差があるため、一概に225銘柄の平均値が絶対的な基準とは言えません)

 

とにかく大切なのは株価は、

会社に対する期待値と実際の実績によって決まるということ。

そして最近では業績だけじゃなくて株主還元もちゃんとやってる会社じゃないとダメ。

ということです。

こうした情報は各企業もHPのIR情報等に載っているので、ぜひ一度開いてみて下さい!

 

 

チャートを解読せよ

 

皆さんもどこかでこんな株価の動きを見たことがあるんじゃないでしょうか。

 

 

株が好きな人がよく見てそうなイメージですよね。

株価チャートとは、過去の動きを見て、今後の動きを予想するために使われます。

色々ごちゃごちゃしていますが、基本的に見てほしい点は以下の2つだけです。

 

ローソク足:赤とか青色で、横に連なっている棒状のものです。

この棒が縦に長いほど一日の変動幅が大きく、短いほど変動幅が少なかったことを表しています。

ちなみに青色は始値より終値の方が高かったという意味になります。

 

移動平均線:ある一定期間の株価から平均値を出し、それをグラフ化したものです。

一日単位なら5日間や25日間の平均線。週単位なら13週間や26週間の移動線が一般的です。

 

ローソク足が上下に長~く伸びていたら、その日買いか売りに対して大きな変動要因があったことが分かります。

また移動平均線からは株価のトレンドを読み解くことが出来ます。

よく言われるのはゴールデンクロスデッドクロスです。

 

チャートで2ヶ所印をつけた部分で、短期線(赤)が下から長期線(緑)を突き抜けることをゴールデンクロス、その逆をデッドクロスと呼びます。

ゴールデンクロスなら株価が上抜けてくる可能性が、デッドクロスなら株価が下振れていく可能性が高いとされています。

 

いずれも短期間の動きに変化が現れたとして、株価のトレンドが変わるシグナルだ!と言われており、チャート解読の定番です。

無論、絶対ではありませんが、一つの目安程度にはなるでしょう。

 

 

しかし、これらの指数やチャートをいくら分析しても予想通りいかないのが株の難しさであり、おもしろさでもあるんですよね…笑

 

では仮に期待出来そうな株が見つかったとして、どのように注文を出したらいいのでしょうか?

 

 

 

株式の発注方法

 

皆さんが色々調べて売買する銘柄を決めて、お財布とも相談したら、後はいくらで売買するかを決めるだけです!

 

が、ここが皆さんが儲かるか否かのカギを握る正念場です。もし、高い株価で買ってしまったら利益を出すのも大変ですよね…

そこでどうやって注文を出せば良いのかご説明致します!

 

 

指値と成行

 

株価の注文方法は指値成行の2種類があります。

指値はいくらで買いたい、あるいは売りたいという希望があった際に価格を指定する方法です。

株価によっては売買が成立しない可能性もありますが、指定した株価よりも上で買ってしまったり、下で売ってしまうということはありません。

 

一方で、成行はいくらでも良いからとにかく買いたい、売りたい!といった場合に使う方法です。

大抵、発注したらすぐに売買が成立します。しかし、思わぬ価格で売買が成立してしまうこともあるので注意が必要です!

 

尚、指値をする値段については「制限値幅」を超えて注文を出すことは出来ません。

制限値幅については下記で表を用いて詳しく説明します。

 

 

時間優先と価格優先

 

年明けの初売りセールと一緒…

株の世界にも早い者勝ちという概念が存在します。

 

それが時間優先です。同じ指値で出した注文でも早く発注した方が、優先されるということです。

一方、価格優先とは同じ時間に出した注文でも、指値よりも成行が優先されるというルールです。

価格優先に関しては指値同士でも当然買いなら高い指値が、売りなら低い指値の方が優先されます。

 

僕も新人の頃、時間優先に厳しいせっかちなお客様によく怒られていました…笑

 

 

ストップ高とストップ安

 

日本の場合、株価の変動幅に上限と下限を設けています。

以下の表をご覧ください。

 

 

例えば、1,000円の銘柄が前場で300円上がった(あるいは下がった)ら、その日はそれ以上株価は上がらない(あるいは下がらない)ということです。

これがストップ高・ストップ安です。

これは相場の急変によって投資家に不測の損失やパニックを与えないようにするために設定されています。

 

上記の指値の部分で「制限値幅」の話をしましたが、このストップ高・ストップ安の幅を超えて価格を指定することは出来ません。

 

 

板情報を解読せよ

 

上記の項目を踏まえていよいよ価格を決めるぞ!

という段階で最後に直面するのが、この「」と言われるものです。

 

これは、いくらに対して何株買いもしくは売りの注文が入っているかといった需給の状況を確認するものです。

この板が無いと、本当は1,200円くらいで買える株なのに、2,000円の指値で買いを入れてしまう…みたいなトンチンカンなことが起きてしまいます。

 

上記の板では、現値1,259円の株に対して

1,260円での売注文が500株、1,261円での売注文が6,500株、1,262円での売り注文が1,400株…

1,258円での買注文が800株、1,256円での買注文が400株、1,255円での買注文が3,100株…

入っているという状況です。

 

仮に僕が1,000株を成行で買った場合、売数量の欄を確認し1,260円で500株買えて、残りは1,261円で買えるだろうということが分かります。

逆に1,000株を1,263円の指値で売りたいと思った場合、買数量の欄を確認し、買注文が1,258円までしか入っていないから指値を下げなきゃな…となるわけです。

 

 

株式の売買が増えてきたり、あるいはネット証券で自分で取引をする際は、必ずこの板とにらめっこすることになるのでぜひ内容を抑えておいて下さい!

 

 

最後に

 

皆さんお疲れ様でした!

 

株を一つ発注するだけでも結構大変ですよね。

しかも、これでもだいぶざっくりと説明している方なんですよ…

 

しかし、これだから株は楽しくて勉強のし甲斐があるんです!

 

 

次回は番外編ということで米国株式に関してお話ししたいと思います^_^

 

 

ではまた

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