【運用商品中級編】~株式(株価指標について)~

 

どうもいけちゃんです。

 

今回は、株と付き合っていく上で欠かせない、株価指標に関して深堀していこうと思います!

 

以前アップした【運用商品入門】株式の巻part2でも簡単に触れており、そこでは

「指標の一つ一つを覚える必要はないですよ」

と言っていますが、中級者となればそうは言ってられません!笑

 

株価指標は、規模や業績が違う銘柄同士でも、その価値を測ることが出来る重要な物差しだからです。

 

 

キーポイント

株価指標を使いこなして、銘柄の価値を見極める!

 

 

株価指標について

 

表題にもあるようにこの記事では以下の代表的な5つの株価指標に関して詳し~く解説していきます!

🔹EPS

🔹PER

🔹PBR

🔹ROE

🔹配当性向と配当利回り

 

EPSとは

 

Earnings Per Shareの略で、一株当たりの利益を意味します。

 

EPS=税引き後当期純利益÷発行株式数

 

で求めることが出来ます。

税引き後と書いているのは、企業の借り入れ金に対する利息等を差し引いて、真に手元に残る純利益を参照すべきだという意味です。

 

企業の決算短信などにはこのように記載されています。

この場合、EPSは一番右端の欄で760円80銭となります。

 

最近では株式交換によるM&A(企業の合併・吸収)の際にも重視されるようです。

ただし、一株あたりの利益のため株式分割等があった際は数値が大きく変化するため注意が必要です。

 

*株式分割:企業が株式を幅広く多くの人に買ってもらえるようにするために、1株を細かく分割すること。

ホールケーキを2等分、4等分に切り分けて販売するイメージです。

例えば、1株10,000円の株式を1:2で分割した場合

保有株数:100株 価格:10,000円 評価額:100万円

保有株数:200株 価格:5,000円 評価額:100万円

になるということです。

 

PERとは

 

Price Earning Ratioの略で、日本語だと株価収益率です。単位は倍です。

 

これは、現在の株価がEPS(一株当たりの純利益)の何倍まで買われているかを示すものです。

PERはその株価が今割安なのか、はたまた割高なのかを判断する上で重要な指標になります!

 

PER=株価÷EPS

 

で求めることが出来ます。

 

ちなみに直近の日経平均全体では約11倍となっており、僕も株の提案をする際はお客様に対して、日経平均全体のPERと比較して個別銘柄がどうかを判断することが多かったです。

 

しかし、業績や見通しが明るい企業ほど市場が将来の利益まで織り込んでいくため、PERは高くなる傾向にあります。

また、PERは業種によっても差が生じてきます。

例えばバイオテクノロジーやAIなど次世代技術に関わる医薬品やIT業界の株は、将来の成長性が期待されるためPERが何百倍になるケースもあります。

 

一方で、石油などの資源関係や鉄鋼などのいわゆる外需関連銘柄は、貿易や地政学的リスクなど予想できない外的要因の影響を受けやすいことからPERが低めになっています。

 

以上のことから、PERを参照とする際はまず日経平均全体と比較し、その後同じ業界の他の銘柄とも比較すると良いでしょう^_^

 

PBRとは

 

Price Book-value Ratioの略で、日本語だと株価純資産倍率になります。

 

PBR=株価÷一株当たりの純利益

 

で求めることが出来ます。

 

これは株価が1株当たりの純資産の何倍まで買われているかを示すものです。

企業の資産価値に対して、株価が割高か割安かを判断する際に使います。

 

通常、PBR=1倍というのが、会社の資産価値と株価が釣り合っている。

つまり、株価に期待値が盛り込まれいないため、安値圏だ!

と言われていますが、ぶっちゃけ大手企業でもPBRがずっと0.8倍とか1倍を割っている銘柄もたくさんあるので、どこまで使える指標かは微妙なところです…

 

ちなみに日経平均全体のPBRは直近0.88倍です。

 

また、逆にベンチャー企業などは業績が良くても、会社の純資産が少ないためPBRがめっちゃ高くなるケースもあります。

そのため、こちらも同業種や競合他社等と比較するする必要があります。

 

ROEとは

 

Return On Equityの略で、日本語だと自己資本利益率になります。

 

ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100

或いは

ROE=EPS÷一株当たりの純資産

 

で求めることが出来ます。

 

このROEですが、投資家が非常に重要視する指標の1つです!

というのも、企業の自己資本、すなわち株主が拠出した資金を用いて企業がどれだけ利益を生み出したかを示すのがROEだからです。

 

つまりROEの数値が高い=投資効率が良い

ということです。

決算短信には自己資本当期純利益率と記載されており、この場合ROEは6%となります。

 

アクティビスト(物言う投資家)が多い欧米はもちろんのこと、最近では日本でもROEは重要視されています。

 

明確な基準はありませんがROEが10%あれば経営状態が健全であると言われています。

 

尚、資本の効率的な活用や投資家還元の高さなどを選定基準としたJPXインデックス日経400という株価指数がありますので、高ROE銘柄に関心がある方は以下にリンクを貼っておきますので、ぜひ見て頂けたらと思います!

JPX日経400・JPX日経中小型 | 日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。

 

配当性向と配当利回り

 

株主還元の手法の一つである配当金から企業を評価する指標になります。

 

配当性向

配当性向は税引き後純利益の中から、配当金をどのくらい出しているかを表した指標です。

 

配当性向(%)=1株当たりの配当金÷1株当たりの当期純利益×100

 

で求めることが出来ます。

企業が1年間で儲けた利益の中からどれだけ配当に回してくれいるかってことですね!

 

配当利回り

こちらは、自分が買った株価に対して、1年間でどれくらい配当を受け取ることが出来るかを示したものです。

 

配当利回り(%)=1株当たりの年間配当額÷1株購入価額×100

 

で求めることが出来ます。

 

特に日本では高配当株が好まれる傾向が強いですが、配当が引くからダメな会社というわけではありません。

米国の成長企業のように、配当金は少なくてもその分事業拡大に資金を回して株価が上がっている銘柄もたくさんあります。

 

ちなみに東証一部の配当利回りの平均値はだいたい2.5%くらいです。

 

 

最後に

 

今回は株価指標について深堀してみました!

 

ただ、これだけ色々な指標を基にしても思い通りにいかないのが株です…( 一一)

 

個人的には株価指標はもちろん参考にしつつも、各企業のHPを見て

企業の成長性や、競合他社との差別化

こういったところまでしっかりと見極めることが重要だと考えています!

 

 

ではまた!

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