どうもいけちゃんです。
先ほどの僕のツイート内容です。
首都封鎖になった場合…
・1か月の封鎖でGDPへの影響は東京五輪延期によるものを上回る
・封鎖になった場合期間は約21日とされている
・しかし欧米諸国のように延長される可能性大
・食料品の供給量は現状十分ある!
・首都圏を中心に他都道府県も追従する可動性大
等々…https://t.co/sKfHDsLt2w— いけちゃん (@ikechannnnnnnn) March 30, 2020
日経ビジネスが
『新型コロナ、「首都封鎖」で知っておくべき10のこと』
という題で記事をアップしています。

首都封鎖とは何か?という部分から、ロックダウンの期間や食料品に関して、更には経済への影響などの10項目が分かりやすくまとめられており、非常に勉強になります。
中国武漢以外でも、首都封鎖に踏み切ったフランスやイタリアは非常に厳格に国民の外出等を管理しており、外出証の発行や違反した際の罰金や禁固刑を設けるなどの措置を講じています。
本当に映画バイオハザードの世界ですよね…(ーー;)
そこで今回は首都封鎖が経済にどれほどの影響を与えるのか?
そして、そんな中でもどんな銘柄を買うべきなのかについてお話しして行こうと思います!
キーポイント ロックダウンの時期や、もたらす影響を予測し、銘柄を厳選して買う!! |
ロックダウンによる経済への影響
野村総合研究所の試算を基にした日経ビジネスの記事によると
約1か月間のロックダウンによって、日本の1年間のGDPを0.44%程押し下げることとなり、これは東京五輪の延期によるものよりも大きい
としています。
今のところロックダウンを発動した場合、その期間は21日間とされていますが、欧米諸国やフィリピンなどでは飲食店の営業停止期間がどんどん伸びたりしていることを考えると、果たして21日間で終了するのかは難しいところです…
更に記事には
家計統計の中から(中略)、食料・飲料(25.4%)、家賃(4.3%)、高熱・水道(7.4%)、医療サービス(2.6%)、通信(4.5%)の計44.2%は維持される
と書かれています。
では残りの約56%は何なのか?
総務省統計局によると上記以外の家計支出の項目として
・家具、家事用品
・被服、及び履物
・教育
・教養娯楽
・その他(交際費・諸雑費など)
となっています。
そのため、上記に分類される銘柄の多くはロックダウンとなった場合、大幅に下落する可能性があります…!
どの銘柄をいつ買うべきか
ではロックダウンの可能性が高まった場合、どの分野のどういった銘柄を買えばいいのでしょうか?
そして、それらをいつ買えば良いのでしょうか?
ポイントは4つです!
🔹需要が維持される銘柄
🔹在宅による恩恵を受ける銘柄
🔹外国人持ち高比率の高い銘柄
🔹ロックダウンは4月の第1週目の可能性が高い
需要が維持される銘柄
ロックダウン下でも需要が維持される分野の中でも、特に食料・飲料や医療分野の需要が今以上に一気に高まることが考えられます。
通信関係に関しては3月の早い段階からテレワークが浸透していたこともあり、すでに株価には織り込み済みと思われます。
まず、食料・飲料分野では
・ニチレイ(銘柄コード:2871)
・日清食品(2897) ・良品計画(7453) ・キューピー(2809) ・キリンHD(2503) ・アサヒGHD(2502) |
この辺りが注目銘柄でしょう。
ニチレイ、日清食品は言うまでもなく冷凍食品、カップ麺等の長期保存食の需要が更に高まると予想されるからです。
また良品計画のレトルト食品は美味しく種類も豊富です。こういった状況下でもプチ贅沢を楽しめる同社の商品は人気が高まるでしょう。
キューピーは調味料はもちろんのこと、乳幼児向けの製品も多く製造していることから、小さいお子さんがいる家庭では重宝されると考えられます。
飲料水に関しては清涼飲料水メーカーの中でも利益率の高いキリン・アサヒに注目です。
売り上げだけでみたらサントリーがトップですが、相場の下落局面ではバリュー投資が重視されるため、利益率の観点からキリンとアサヒが有望と判断しています。
続いて医療分野では
・日本光電工業(6849)
・旭化成(3407) ・エムスリー(2413) |
この辺りが注目銘柄です。
日本光電と旭化成に関しては人工呼吸器の需要急増の恩恵を受ける可能性が高い銘柄です。
日本光電はご存じの通り、日本トップの医療機器メーカーで新型コロナウイルス感染拡大を受けて増産を検討しています。
また旭化成は子会社の米ゾール・メディカル社において月1万台への増産を発表しています。
米国で最も感染者が多いNY州で人工呼吸器不足に陥っている状況を鑑みると、東京も同様の事態になる可能性は十分にあり得ます。
エムスリーは国内最大の医療従事者向けの情報サイトです。
今後感染拡大に伴って具体的な対処法や治療方法など、医療従事者向けの情報を発信する同社の需要は非常に高まると考えられます。
また同社が運営するm3.comは国内の医療従事者の約8割が登録していることからも収益の向上が十分見込めます。
在宅による恩恵を受ける銘柄
ロックダウンとなれば、外出も容易に出来なくなってしまう可能性があります…
そうなるとゲーム関係はもちろんのこと、ホームフィットネスやホームオフィス関連商品の需要増加も期待出来ます!
僕もホームジムが欲しい!!笑
・アルインコ(5933)
・アスクル(2678) |
アルインコは建築資材の大手メーカーですが、同時に国内のルームランナーでも高い評価を受けている企業です。
走行ベルトの幅や最高速度など様々な種類のルームランナーを製造しています。
アスクルはご存じの通り、オフィス用品通販サイトの大手になります。
ロックダウンとなれば通勤が出来なくなり、在宅勤務が更に増えることから自宅で仕事をするための商品の需要が高まると考えられます。
外国人持ち高比率の高い銘柄
以前アップした【新型コロナウイルスと株価】~誰が株を売ったのか(分析編)~
でも解説したように、ここ直近の下落相場は外国人投資家の売りが主たる要因でした。

また同時に、分析結果から相場の回復局面でリターンが期待出来るのも外国人の持ち高比率の高い銘柄であるとの結論に至っています。
仮にロックダウンが発表されれば、日経平均は一時的に15,000円近辺まで売り込まれるとの声が出ていますが、その際に外国人の持ち高比率の高い銘柄を仕込んでおくことで、相場の上昇局面で大きなリターンが期待できると考えられます。
外国人持ち高比率に関してはストックウェザーというサイトで日々見ることが出来るため、その中から、有望な分野の銘柄を買ってみるのもありだと思います!
ロックダウンは4月の第1週目の可能性が高い
日々感染者数が増加する東京ですが、ロックダウンが発動されるとしたら一体いつなのでしょうか…?
個人的にはおそらく4月の第一週、つまり今週後半に発令される可能性が高いと考えています。
その理由として
🔹3月中は企業決算を配慮するため
🔹GW前までには終息させたいため
の2点です。
まず、企業決算についてですが、日本の企業は3月決算のところがほとんどです。
そんな中ロックダウンを発表しようものなら、株価の下落は想像以上のものになり兼ねません…(>_<)
被害を最小限に抑えたいと考える都や国としては、決算が終わってから発令すると思われます。
次に、GWについてですが、最大の行楽シーズンであるGW中にまで首都封鎖が継続されれば、多くのレジャー関連企業や飲食業が倒産に追い込まれてしまいます。
何とか、冷え込んだ個人消費をGWで巻き返したいところです!!
冒頭の日経ビジネスの記事にもありましたが、今のところロックダウンの期間は21日間とする説が濃厚です。
仮にそうだとした場合、4月の第2週からスタートしなければGW前までに間に合わなくなってしまいます。
以上のことからロックダウンの発令があるとすればおそらく今週中でしょう。
となれば、株を仕込むタイミングも同時に今週末から来週頭にかけてということになります!!
今から狙いを定めておくべきです!!
最後に
ロックダウンの声が多くなる中、少しでも皆さんに有益な記事となれば幸いです!
本当に首都封鎖となればかなりストレスフルな日々となることでしょう…
しかし、それが事態終息への最短ルートです。
株で利益を出して、GWは最高に贅沢しちゃいましょう(^^♪
ではまた!!
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