~#5 リーマンショック時最も回復が早かった!? フィデリティ・USハイ・イールドFのすゝめ~

 

どうもいけちゃんです。

 

GW最終日の本日は、フィデリティ・USハイ・イールドファンドを紹介していこうと思います!

 

「いや、このコロナショックでデフォルトの可能性が高いのにハイイールドはないでしょ…」

 

そう思われた方も多いはずです。

確かに、米国内で感染が急速に拡大した3月から4月頭にかけてはハイイールド債券と米国債とのスプレッドが10%を超えるほど大きく開きました。

(つまり、国債に対して相対的に評価が下がったということ)

 

しかしながら、直近ではそのスプレッドも縮小しています。

また、過去の相場下落局面においてハイイールド債券はまさかの動きを見せているのです…!

 

今回はそんな米国ハイイールド債券に投資をするファンドを解説していきます。

リーマンショック時との比較もしているため、少し長めの記事となっていますが、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います!

 

フィデリティ・USハイ・イールドファンドの特徴

・過去相場急落時においてハイイールド債券市場が最も早く回復

・FRBの債券買い入れに対する期待感

・米ハイイールド債券ファンドの中で最も純資産総額が多い

 

フィデリティ・USハイ・イールドファンドについて

 

まず、当該ファンドの商品内容に関して解説していきます。

 

ファンドのパフォーマンス

 

こちらが、直近3年間の同ファンドの値動きになります。

 

ベンチマークである米ドル債券全体に対してはアウトパフォームしているしていますが、2017年頃から株価の上昇に伴い、純資産額は下落傾向にあります。

現在の純資産額は約5,000億円となっています。

 

ただ、米ハイイールド債券を投資対象とするファンドの中では、最大の資産額を保有するファンドです。

 

ポートフォリオとデフォルト率について

 

ご存じの方も多いと思いますが、「ハイイールド債券」というのは、一言で言うと

高利回りである一方、格付けが低い債券

のことです。

具体的には各格付け会社のレーティングにおいてBB以下(Moody’sではBa以下)の格付けを付与されている債券で、ジャンク債などとほぼ同義です。

 

こちらが、直近のマンスリーレポートから抜粋したポートフォリオ内容になります。

 

格付けがBB以上の債券も一部入っていますが、大半はBB以下の債券で構成されており、平均格付けはBとなっています。

 

そして、ハイイールド債券の最大の特徴である高い利回りに関しては、平均の利回りを見ればお分かりの通り、7%近いかなり高い利回りが期待出来ることが分かります。

 

しかし、いくら利回りが高くてもデフォルトしてしまっては意味がありませんよね…。

実際、格付けがBB格やB格債券のデフォルト率はどのくらいなのでしょうか?

 

最大手格付け会社のMoody’sによると、10年間保有した場合のデフォルト率の期待値は、

BB(Ba)格が約30%、B格が約50%

となっています。

 

これを聞いて、多くの方が

「そんなデフォルト率の高い危険な債券を入れているのか…」

と思われたはずです。

 

ただ、これは長期間保有した場合の話です。

 

これはファンドの組み入れ上位10銘柄ですが、格付けがBB以下の債券に関しては満期までの期間が比較的短くなっていることが分かります。

 

ハイイールド債券やジャンク債と聞くと、ハイリスクなイメージを持たれると思いますが、ファンドとして、格付けや利回りだけでなく、残存期間もしっかりと考慮して運用されています。

 

ちなみに、BBB格の債券を10年間保有した場合のデフォルト率の期待値は約5%と、リスクは一気に下がります。

 

リーマンショック時の米ハイイールド債券市場について

 

意外な事実かも知れませんが、かのリーマンショック時において価格の回復が最も早かった(米国の資産において)のはハイイールド債券でした。

 

(出典:野村アセットマネジメントレポートより)

 

このグラフにあるように、米国株式やREIT資産と比べてもかなり早い段階で、リーマンショック以前の価格まで戻していることが分かります。

 

その最大の要因は、

FRBによる低金利政策

です。

 

ご存じの通り米国はリーマンショック後、直近2016年までの約8年間、金利をほぼ0付近にまで低下させ金融緩和を継続していました。

 

そうした低金利の中において、ハイイールド債券の高い利回りが非常に高い投資妙味を持っていたと考えられます。

しかも、当時は今回のコロナショックと違って市場に“信用リスク”が蔓延していました。

その中でもハイイールド債券への需要が一番大きかったのは驚くべきことです。

 

今年に入ってからFRBは過去に前例がないほど、矢継ぎ早に大幅な利下げを行い、現在の金利はリーマンショック後と同程度にまで低下しています。

 

しかも、当時と違い今のところ市場に信用リスクは拡大していません。

そのことからも、今後ハイイールド債券への需要が高まる可能性は十分に考えられます。

 

FRBの政策への期待感

 

ちょうど一か月前の4/9日にFRBから以下のニュースが出て、話題になりました。

Fed to Buy Junk Bonds, Lend to States in Fresh Virus Support
As fresh evidence of the economic toll from the coronavirus pandemic floods in, the Federal Reserve unleashed another round of emergency measures, including a p...

 

内容としては追加措置の内、投資適格債だけでなく、ジャンク債も買い入れの対象とするといった声明です。

しかし、ここで敢えて原文の記事を貼ったのは、記事後半の“Fallen Angels”というワードに注目して欲しかったからです。

 

ここで言う“Fallen Angels”とは、今回のコロナショックで以前は投資適格債だったが、格付けがBBB格以下に落ちてしまった債券のことを指しています。

 

また、FRBは個別債券のみならず、ETFの買い入れも発表しており、これによってETFに組み込まれているBB格以下の債券も実質買い入れの対象となることとなりました。

 

これらの経済対策はハイイールド債券市場にとっては、朗報中の朗報です!

 

FRBの買い支えに加えて、今後少しづつコロナショックの影響が緩和されてくれば、ハイイールド債券の高い利回りへの需要は一気に増すと考えられます。

 

その時にしっかりと値上がりを享受するためにも、敢えて今、このフィデリティ・US・ハイ・イールドファンドを通じて、米国のハイイールド債券に投資するのは有効な手段だと思います!

 

取扱い証券会社

 

以下に、今回紹介したフィデリティ・USハイ・イールドファンドの取扱い証券会社のリンクと過去の記事を貼っておくので、ぜひ参考にして下さい。

 

松井証券

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まとめ

 

では、これまでお話ししてきたフィデリティ・USハイ・イールドファンドの特徴をまとめておきます。

 

フィデリティ・USハイ・イールドファンドの特徴

・しっかりと格付けと残存期間を配慮した運用ポートフォリオ

・相場下落&低金利下でのハイイールド債券の高パフォーマンス

・FRBの債券買い入れ対策への期待感

 

以下に運用会社であるフィデリティのリンクを貼っておきます。

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今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

ではまた

 

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